「カレーって冷凍できるの?」そんな疑問、持ったことありませんか?
作りすぎちゃったカレーや、作り置きしたいときに冷凍保存できたら便利ですよね。
でも、「じゃがいもがまずくなる?」「味が落ちる?」など、不安も多いはず。
この記事では、「カレー 冷凍」というキーワードをもとに、
冷凍できるかどうかだけでなく、保存のコツや解凍方法、
さらには冷凍カレーを活用したアレンジレシピまで、詳しく解説します!
これを読めば、失敗せずにおいしいまま保存&活用できるようになりますよ。
ぜひ最後まで読んで、あなたのカレー生活に役立ててくださいね!
カレーは冷凍できる?失敗しない基本知識5つ
カレーは冷凍できる?失敗しない基本知識5つについてお伝えします。
それでは順番に見ていきましょう〜!
①カレーは基本的に冷凍OK
まず結論からいうと、カレーは冷凍できます。問題なく冷凍保存できる料理なんですよ。
たっぷり作って余ったカレーを翌日に回すのもアリですが、もっと長持ちさせたいなら冷凍が便利。
ただし、冷凍しても味や風味を損なわないためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
油分が多いルー系の料理は、保存状態が悪いと分離したり、風味が飛んでしまうことも。
なので、冷凍するなら「冷凍しても美味しく食べられるようなひと工夫」がカギになりますよ。
②具材によっては注意が必要
具材に何を使っているかによって、冷凍に向き不向きがあるのがカレーの特徴です。
特に注意したいのが「ジャガイモ」と「にんじん」。冷凍すると食感が変わりやすいです。
ジャガイモはスカスカになってパサついた食感になり、にんじんも繊維が壊れてしまいます。
ゴロっとした具が好きな人にとっては、これってけっこうガッカリですよね。
冷凍するなら、そういった具材はあらかじめ避けるか、工夫するのが安心ですよ。
③ジャガイモ入りカレーは冷凍できない?
これ、よく聞かれるんですけど「絶対ダメ」ってわけじゃないんですよ。
ジャガイモが入ってても、潰してから冷凍すれば、味もそこまで変わりません。
むしろマッシュしてしまえば、ポテト風味のルーになって逆にコクが出ることもあります。
また、冷凍前にジャガイモだけ取り除いて保存して、食べる時に再投入するのもアリ。
ポイントは「食感が気になるなら潰す or よけておく」ってことですね。
④冷凍カレーの保存期間の目安
冷凍したカレーの保存期間は、だいたい1ヶ月が目安です。
ただし、冷凍庫の温度が安定していなかったり、保存容器が密閉できていないと傷みが早くなることも。
おすすめは、できるだけ早く、2〜3週間以内に食べ切ること。
「冷凍してるから安心〜」と思って放置してると、霜がついて風味が落ちることもあるんですよね。
ラベルに日付を書いておくと、あとから分かりやすくて便利ですよ!
⑤冷凍カレーの味は落ちるのか?
ぶっちゃけると、多少は味が落ちることもあります。
特にスパイス感や香りは、冷凍→解凍で弱くなりがちなんです。
ただし、解凍後に「スパイスを少し足す」「炒め直して香りを立てる」などでカバー可能。
冷凍してもまずくなるわけじゃないので、少し工夫すれば美味しく食べられますよ!
特にスパイスカレー好きの人は、解凍後の“ひと手間”をぜひ意識してみてくださいね。
カレーを美味しく冷凍保存する方法4ステップ
カレーを美味しく冷凍保存する方法4ステップについてご紹介します。
それでは詳しく見ていきましょう〜!
①粗熱をしっかり取る
まず最初にやるべきこと、それが「粗熱をしっかり取る」です。
温かいまま冷凍すると、庫内の温度が上がって他の食品にも影響が出るんですよね。
しかも、湯気が出てる状態で保存容器に入れると、内部に水分がこもって霜の原因にも。
なので、鍋ごと冷たい水に浸けたり、平たい容器に広げて冷ますのがポイント。
扇風機を当てたり、冷蔵庫に一時的に入れておくのもアリですよ〜!
②小分けして密封保存する
カレーは1食分ずつ小分けして冷凍するのが理想的です。
冷凍→解凍を繰り返すのは風味が落ちる原因になるので、1回で使い切れる量にしておきましょう。
おすすめは、フリーザーバッグや密閉容器を使うこと。
できるだけ空気を抜いて密封すると、酸化や冷凍焼けの防止にもつながります。
平らにして冷凍すると、解凍も早くてめちゃ便利ですよ!
③具材は潰すか取り除く
ジャガイモやにんじんが入っているカレーの場合、冷凍前に一工夫しましょう。
ジャガイモはそのまま冷凍すると、解凍時にスカスカになって美味しくなくなっちゃうんですよね。
なので、あらかじめ潰してルーと一体化させると、食感の違和感がなくなります。
それでも心配な人は、思いきって具材を取り除いて冷凍するのも全然アリ。
食べるときに別で炒めた野菜を追加するだけで、かなり美味しく仕上がりますよ〜!
④急速冷凍を活用する
急速冷凍を使うと、食材の細胞が壊れにくく、風味や食感をキープしやすいです。
最近の冷蔵庫には「急速冷凍」モードがあるものも多いので、あるなら絶対使ってほしい!
もし急速冷凍機能がない場合は、アルミトレーに乗せて冷凍すると、早く冷えるのでおすすめ。
ポイントは「できるだけ早く凍らせる」ってことなんですよね。
凍るのが遅いと、そのぶん味が落ちやすくなるので要注意です!
冷凍カレーを美味しく食べる解凍・温め方4選
冷凍カレーを美味しく食べる解凍・温め方4選をご紹介します。
それぞれの方法にメリットがあるので、自分のスタイルに合ったやり方を試してみてくださいね!
①自然解凍してからレンチン
一番手軽なのがコレ!冷蔵庫で自然解凍してから電子レンジで加熱する方法です。
急いでる時はそのままチンでもいいけど、時間があるなら自然解凍してから加熱した方がムラなく仕上がります。
特にルーが固まってる状態だと、外だけ熱くなって中が冷たい「レンチン失敗あるある」になりがち。
なので、前日から冷蔵庫に移しておくとか、朝に冷蔵庫に入れて夜食べる、みたいな流れが理想的ですね。
レンジ加熱はラップをふんわりかけて、600Wで3分→混ぜて→追加1分など、様子を見ながら調整してみてください。
②湯せんでじっくり温める
「レンジだと味が落ちる気がする…」という人には湯せんがおすすめです。
冷凍状態のまま、ジップロックや耐熱袋ごと沸騰しないお湯に入れて温めていく方法です。
じっくり温めることで、風味が飛びにくく、ルーが分離しづらいんですよ。
カレーの香りやまろやかさを大事にしたい人には、湯せんは本当に優秀。
手間は少しかかるけど、そのぶん仕上がりが段違いで美味しくなるので、余裕があるときはぜひやってみてほしいです!
③鍋で再加熱して風味アップ
さらにこだわるなら、鍋での再加熱が最強です!
鍋に解凍したカレーを移して、弱火〜中火でゆっくり温めていきます。
このとき、隠し味として「ガラムマサラ」「バター」「はちみつ」「牛乳」なんかを加えると、味が復活するだけでなく、むしろ格上げされちゃうこともありますよ!
とくに冷凍してスパイス感が飛んでしまったときには、ちょっとした香りづけがめちゃくちゃ効きます。
焦げないように混ぜながら、香りが立ってきたら完成!お店レベルのカレーが復活しますよ〜!
④アレンジ料理にリメイクする
ちょっと味が落ちちゃったな…ってときや、違う楽しみ方がしたいときはリメイクも超おすすめ。
例えば、レンチンした冷凍カレーをご飯にかけてチーズをのせて、トースターで焼けば「焼きカレー風ドリア」。
うどんにかけてカレーうどんにしても良いし、カレーコロッケに再利用しても美味しいです。
むしろ冷凍カレーって、こういうリメイクのために常備しておくと超便利だったりします。
いろんなバリエーションで楽しめるので、冷凍したからこそできるアレンジを満喫してくださいね!
冷凍に向かないカレーとその対処法3つ
冷凍に向かないカレーとその対処法3つを紹介します。
「えっ、このカレー冷凍したらまずかった…」って失敗しないために、知っておくと安心ですよ!
①ジャガイモはマッシュにする
冷凍に最も不向きといわれている具材、それがジャガイモです。
そのまま冷凍すると、解凍したときに食感がボソボソして水っぽくなっちゃうんですよね。
そこでおすすめなのが、「マッシュしてルーに溶かし込む」方法です!
ジャガイモを崩して煮込むことで、食感の違和感がなくなるだけでなく、ルーがとろっとしてコクもアップします。
ポタージュみたいな感じになって、これが意外と美味しいんですよ〜!
②ルーが分離する場合の工夫
冷凍後のカレーでよくある悩みのひとつが「ルーの分離」問題。
解凍したら油が浮いて、見た目がちょっと…ってなりますよね。
これを防ぐには、冷凍前に少し水分を減らして、ルーを濃いめに仕上げるのがポイント!
また、解凍後に牛乳や水、コンソメなどを少量加えて再加熱すると、なじみやすくなります。
ちょっと炒め直すだけでも、乳化が復活して見た目も味もグッとよくなりますよ!
③冷凍前提なら作り方を変える
「最初から冷凍するつもりでカレーを作る」っていう意識、大事なんですよ。
例えば、野菜は炒めずに煮るだけにしておく、具材は小さめにカットしておくなど、ちょっとした工夫がポイント。
肉も脂の多い部位だと分離しやすいので、鶏むね肉やひき肉を使うと冷凍後も美味しさをキープしやすいです。
さらに、スパイスを後入れして冷凍→再加熱時に仕上げの風味づけをするっていうテクもあります。
「冷凍向けカレーのレシピ」にしてしまえば、失敗するリスクが減るのでおすすめですよ〜!
冷凍カレーを使ったおすすめアレンジレシピ5選
冷凍カレーを使ったおすすめアレンジレシピ5選をご紹介します。
ちょっと手を加えるだけで、冷凍カレーが別物になるので試してみてくださいね!
①カレーうどんにリメイク
もう王道!っていうくらい人気のリメイクがカレーうどんです。
冷凍うどんと冷凍カレー、どちらもレンチンできるのでとにかく楽ちん。
少し水か出汁を足して、しょうゆをちょろっと加えるだけで、絶妙な味に仕上がります。
とろみが強すぎる場合は、水溶き片栗粉で調整するとちょうどよくなりますよ。
ネギや天かす、温泉卵をトッピングすれば、お店顔負けのクオリティになるのでぜひお試しあれ!
②焼きカレードリア風に
グラタン皿にご飯を敷いて、解凍したカレーをかけて、その上にチーズをのせてトースターへGO!
カレーの香ばしさととろけるチーズの相性がたまらない「焼きカレードリア風」になります。
ポイントは、ご飯にちょっとだけバターを混ぜておくこと。香りが一気にレベルアップします!
時間があるときはホワイトソースを重ねても◎。お子さんにも大好評のアレンジですよ〜!
冷凍カレーが余ってるなら、ドリアにして余さず楽しみましょう!
③カレーパンの中身に使う
ちょっと手間はかかるけど、自宅で作るカレーパンは格別です。
パン生地を作って、冷凍カレーをレンチンして少し水分を飛ばしてから中に包みます。
あとはパン粉をつけて揚げるだけで、サクッと美味しいカレーパンの完成!
冷凍カレーって、旨味がギュッとしてるから、パンの具にめっちゃ向いてるんですよね。
市販のパン生地を使えば時短にもなるので、週末のご褒美レシピにぜひ♪
④スパイス炒飯にする
冷凍カレーをフライパンで炒めて、水分を飛ばしながらご飯と炒めれば、スパイス炒飯の完成です!
これ、めちゃくちゃ香りがよくて、お腹ペコペコのときに最高の一品になります。
ウインナーやピーマン、卵なんかを加えると彩りも良くてボリュームもUP。
隠し味にウスターソースやチリパウダーをちょい足しすると、よりエスニックな味わいに。
普通の炒飯に飽きたら、ぜひこの“カレー炒飯”やってみてください!
⑤カレーコロッケにアレンジ
解凍した冷凍カレーにマッシュポテトを加えて成型すれば、カレー味のコロッケになります!
じゃがいもの水分はしっかり飛ばしておくと、べちゃっとならず美味しく仕上がります。
チーズを中に入れてとろけさせても◎。外はサクサク、中はホクホクで満足感がすごいんですよ〜!
多めに作って冷凍しておけば、お弁当のおかずにもなって一石二鳥。
冷凍カレーを活かしたいなら、こういう揚げ物系リメイクもぜひ試してみてくださいね!
まとめ|カレーは冷凍できる?正しく保存すればおいしさ長持ち!
カレーは冷凍できる便利な料理ですが、具材や保存方法をちょっと工夫するだけで、美味しさが全然違ってきます。
特にじゃがいもなどの冷凍に弱い具材は、潰したり取り除くことで食感の劣化を防げます。
冷凍→解凍の方法やアレンジレシピまでマスターすれば、カレーのレパートリーが一気に広がりますよ!
「冷凍したら味が落ちる」と諦めていた方も、この記事の内容を実践すれば失敗知らずです。
ぜひ、おいしいカレーを長く楽しんでくださいね!
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