
「にごり酒って、白くてドロッとしてるけど…これって酒粕入り?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、にごり酒は“酒粕入り”ではなく、“もろみを粗くこした日本酒”なんです。
この記事では、にごり酒の定義やどぶろくとの違い、味や香りの特徴、さらにはおすすめの飲み方や購入方法まで、たっぷりとご紹介します。
甘くてまろやか、だけど意外と奥深い——そんなにごり酒の魅力を知れば、あなたもきっと飲みたくなるはず。
気になる一杯を見つけるために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
にごり酒とは?白く濁る理由と基本の特徴
にごり酒とは?白く濁る理由と基本の特徴についてご紹介します。
それでは、にごり酒の世界を深掘りしていきましょう!
①にごり酒の定義とは
にごり酒とは、日本酒の一種で、発酵させたもろみを粗めのフィルターや布でこした後に残る「おり(澱)」をあえて残して瓶詰めしたお酒です。
一般的な日本酒(いわゆる「清酒」)は、もろみをきめ細かい布などで完全に濾してから瓶詰めしますが、にごり酒はその濾過を緩くすることで、お米の粒子や酵母などが液体中に残り、白く濁った見た目になります。
つまり、清酒の“クリア”な見た目に対して、にごり酒は“白くてとろみがある”のが最大の特徴です。
この製法により、にごり酒はまろやかで甘みがあり、飲みごたえのある味わいになります。
酒税法上も「清酒」に分類されるため、アルコール度数や製法は一般的な日本酒と大きな違いはありませんが、見た目と味わいは明確に異なるジャンルとして楽しまれています。
日本酒初心者にも飲みやすく、リッチな風味が魅力なんですよね。
②白く濁るのはなぜ?
にごり酒が白く濁るのは、「おり(澱)」と呼ばれるもろみの成分が液体中に残っているからです。
このおりには、米のデンプン、タンパク質、酵母の死骸などが含まれていて、これが白く見える理由なんですね。
たとえば牛乳が白いのと同じように、微細な粒子が光を散乱させることで、透明ではなく白濁して見えるという仕組みです。
製法としては、目の粗い布などで軽くもろみをこして、あえてその白い粒子を残すことで「にごり」を作り出します。
この濁りがあることで、にごり酒は見た目にもインパクトがあり、ドロッとした濃厚な舌触りになりますよ。
見た目の美しさと、飲みごたえのある口当たりが人気の理由でもあります!
③どぶろくとの違い
にごり酒とよく混同されがちな「どぶろく」ですが、実は別物です。
どぶろくは、もろみを“まったくこさず”にそのまま瓶詰めしたものなんです。
一方でにごり酒は、“軽くこしている”という点が大きな違いになります。
つまり、どぶろくは「飲める発酵中のもろみ」といったイメージで、にごり酒よりもさらに濃厚で発泡感が強かったり、発酵が続いていて炭酸が出ることもあります。
また、どぶろくは日本では製造が制限されており、特別な許可が必要なため市販品は少ないですが、にごり酒は全国の酒蔵で比較的多く造られています。
手に入りやすさや味のバランスを考えると、初めての方はまず「にごり酒」から試してみるのがオススメですね!
④おりがらみとの違い
「おりがらみ」も、にごり酒と似たような見た目をしていますが、実はこれも別のタイプなんです。
おりがらみは、通常の清酒を造ったあと、最後の工程で澱を少しだけ“あえて残した”お酒のこと。
つまり、もともと透明なお酒に、ちょっとだけ白濁した成分を加えた感じですね。
にごり酒よりも濁りは少なく、さらっとした口当たりでスッキリと飲めるのが特徴です。
「にごり酒だとちょっと重たい…」という方には、飲みやすいおりがらみがぴったりですよ~!
⑤にごり酒は酒粕入りなの?
ここ、ちょっと誤解されがちなんですが… にごり酒は「酒粕が入っているお酒」ではありません。
酒粕とは、日本酒を搾った後に残る“しぼりかす”のことで、別の製品として売られているものです。
にごり酒には、酒粕は入っていません。
ただし、もろみの成分(まだ搾られていないお米や酵母など)が入っているので、見た目や風味が酒粕に近いと感じる人もいるんですよね。
でも、厳密にいえば「酒粕入り」ではないので、安心してください。
にごり酒はあくまで“こしきれてない日本酒”なんです!
にごり酒の味や香りの特徴5つ
にごり酒の味や香りの特徴5つについてお伝えしていきます。
それでは、にごり酒の奥深い味と香りの世界を見ていきましょう!
①甘みが強くまろやか
にごり酒の最大の特徴とも言えるのが、この“甘さ”です。
発酵途中の糖分が残っているため、一般的な日本酒よりも甘口に感じられることが多いです。
特に日本酒初心者さんや、辛口が苦手な方にとっては、この優しい甘さが飲みやすさに繋がります。
実際、女性人気も高く、スイーツ感覚で楽しめるようなデザート酒として飲まれることもありますよ!
もちろん、甘すぎるのが苦手な方には「うすにごり」などの控えめタイプもあるので、好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントですね。
②コクがあり濃厚な舌触り
にごり酒は、とろりとした飲み口と、口の中で広がる濃厚なコクが魅力です。
これは、おりの中に残っている米の粒子や酵母由来の成分がしっかり溶け込んでいるからなんです。
なので、普通の日本酒よりも「重ため」の飲みごたえがあり、1杯で満足感が得られるという声も多いですね。
例えば、クリームシチューのような濃厚系料理とも相性が良く、洋風の食卓でも十分に映えるのがにごり酒のすごいところです。
「とにかく濃い味が好き!」という方には、どハマりすること間違いなしですよ~!
③お米の風味がしっかり残る
にごり酒は、「お米の味」がダイレクトに感じられる日本酒です。
通常の日本酒は、透明感のあるスッキリした味わいになるようにろ過されますが、にごり酒はあえて米の粒子を残すことで、その素材の風味がダイレクトに舌に届くんですね。
特に、無濾過タイプのにごり酒は、口に含んだ瞬間にお米の甘さや旨味がふわっと広がります。
「米ってこんなに甘かったんだ…!」と感じる人も多く、精米歩合や米の品種の違いを楽しむ“通”な飲み方もできます。
素材の味をしっかり感じたい人には、にごり酒はまさにぴったりなお酒です!
④微発泡感があるタイプも
にごり酒の中には、ほんのり炭酸を感じる“微発泡タイプ”もあります。
これは、瓶詰め後も酵母が生きていて、微量の発酵が続くことで自然とガス(二酸化炭素)が発生するからなんです。
口の中でプチプチっと弾けるような感覚があり、シュワっとした爽快感とにごりの濃厚さのコントラストがたまらない…!
特に、暑い夏にはキリッと冷やしてスパークリングワイン感覚で楽しむのがおすすめ。
ただし、開栓時に中身が吹きこぼれることがあるので、ゆっくり開けてくださいね!
⑤香りは控えめ〜華やかまで幅広い
にごり酒の香りは、銘柄によって実はかなり幅があります。
基本的には“お米っぽい”ふくよかな香りがしますが、中にはフルーティーで華やかな吟醸香を持つタイプもあったりするんです。
たとえば「にごり純米吟醸酒」などは、まろやかさと華やかさの両方を楽しめる贅沢なお酒。
一方で、昔ながらの素朴なにごり酒は、香り控えめでしっとり落ち着いた印象になります。
香りで選ぶなら、ラベルや商品説明に「フルーティ」「吟醸香」などの表現があるかをチェックするといいですよ~!
にごり酒の種類とおすすめの選び方
にごり酒の種類とおすすめの選び方についてご紹介していきます。
にごり酒にもいろいろなタイプがあるので、あなたの好みに合う一本を見つけてくださいね!
①スパークリングにごり酒
スパークリングにごり酒は、発泡性があるにごり酒のことで、まるで日本酒版シャンパンのような飲み口が特徴です。
発酵によって自然に生まれた炭酸が、にごり酒の濃厚な風味にシュワッと軽やかさをプラスしてくれます。
とくに女性人気が高く、甘さ控えめで爽やかに飲めるタイプも多いです。
開栓時には泡が噴き出しやすいので、振らずにそーっと開けてくださいね!
「にごり酒は重くて飲みにくそう…」と思っている人にもおすすめのタイプです。
②うすにごりタイプ
うすにごりは、白濁具合が控えめなにごり酒で、「ちょっとだけにごってる」くらいの軽やかさが魅力です。
濃厚なタイプよりもさらりと飲めるので、初めてのにごり酒としてもぴったり。
また、うすにごりは味わいも比較的クリアで、料理に合わせやすいのもポイントです。
「甘口は苦手だけど、にごり酒の風味には興味がある」という人には、このタイプが相性抜群です。
お刺身や焼き魚など、和食との相性も良く、日常使いにも向いていますよ~!
③甘口・辛口の違い
にごり酒と聞くと「甘口」のイメージが強いかもしれませんが、実は辛口タイプもあるんです。
甘口は糖分が多く残っていて、まろやかで飲みやすいのが特徴。
一方、辛口のにごり酒は、お米の旨味はしっかりありつつ、後味がキレよくサラッとしているのが魅力です。
例えば、肉料理や揚げ物などこってり系の食事には、甘さ控えめでスッキリした辛口にごりがベストマッチ。
飲み比べてみると、「こんなに違うの!?」と驚くほど風味が変わるので、シーンに応じて選んでみてくださいね。
④おすすめのにごり酒銘柄
ここでは、初心者にも飲みやすくて人気のにごり酒ブランドをいくつか紹介します。
| 銘柄 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|
| 獺祭 発泡にごり酒 | スパークリングタイプの華やかなにごり | 初心者や女性にも飲みやすい |
| 八海山 にごり酒 | すっきり辛口のバランス型 | 食中酒にも◎ |
| 月桂冠 にごり酒 | コスパ良好で入手しやすい | スーパーでも手に入る定番 |
| 一ノ蔵 すず音 | 微発泡でアルコール度数低め | お酒が苦手な人にもおすすめ |
お店で見かけたらぜひチェックしてみてくださいね!
にごり酒の美味しい飲み方と注意点
にごり酒の美味しい飲み方と注意点について解説していきます。
せっかくのにごり酒、最大限に楽しむためのポイントを押さえておきましょう!
①冷やして飲むのが基本
にごり酒は冷やして飲むのが一番おいしいとされています。
とくに微発泡タイプやフルーティーな香りのあるにごり酒は、5〜10℃くらいのしっかり冷えた状態で飲むと、爽やかさとコクが引き立ちます。
冷蔵庫でキンキンに冷やすか、グラスに注ぐ直前に少しだけ冷やした状態にするのがベストですね。
お燗にしても悪くはないのですが、とろみや甘みが強く感じられて重たくなることもあるので、まずは冷で楽しんでみるのがおすすめです。
特に夏場やお風呂上がりの一杯には、冷たいにごり酒が最高ですよ~!
②瓶を振らずに軽く上下反転
にごり酒の瓶を見ると、底に白い沈殿物(おり)が溜まっているのがわかります。
このおりを均一に混ぜて飲むのがにごり酒の正しい飲み方なのですが、ここで注意したいのが「瓶を振らないこと」!
強く振ると炭酸が含まれている場合、噴き出してしまうことがあるんです。
おすすめは、瓶をゆっくり上下に何度かひっくり返す「天地返し」と呼ばれる方法。
こうすることで、炭酸を逃さずにおりを優しく混ぜられます。おいしさをキープするためにも、ここは丁寧にやってくださいね。
③開栓時の噴き出しに注意
微発泡のにごり酒は、炭酸が残っていることがあります。
そのため、開栓時に勢いよく泡が噴き出すことがあるんですよね。
特にしっかり冷やしていない場合や、運搬後すぐに開けると吹きこぼれるリスクが高いです。
開けるときは、まず栓を少しずつ緩めて、「シュッ…」という音がしたらすぐに止める、を繰り返して徐々にガスを逃がしていくのがコツ。
炭酸飲料と同じように、急にフタを開けないよう注意しましょう。キッチンシンクの上で開けるのもおすすめです!
④料理とのペアリング例
にごり酒は味わいが濃厚なので、料理との相性も考えて飲むともっと楽しめます。
たとえば甘口のにごり酒には、濃いめの味付けの料理がよく合います。
●豚の角煮
●麻婆豆腐
●チーズ料理
●チョコ系のスイーツ など
逆に、うすにごりやスパークリングタイプは、軽めの和食や前菜、カルパッチョなどと相性抜群です。
味が重たくなりすぎないように、酒のタイプと料理の味の強さを合わせるのがペアリングのポイントですよ!
おうち飲みを充実させたい人は、ぜひ料理との組み合わせも楽しんでみてくださいね♪
にごり酒はどこで買える?購入方法ガイド
にごり酒はどこで買える?購入方法ガイドをまとめました。
にごり酒を手に入れたいけど、どこで買えばいいのか迷っていませんか? 購入ルートをしっかり押さえておけば、お気に入りの一本に出会えますよ!
①日本酒専門店・酒屋
一番確実なのが、日本酒に強い専門店や町の酒屋さんです。
店主が直接選んだおすすめの銘柄が揃っていたり、試飲イベントなども開催しているお店が多いんですよ。
「にごり酒が初めて」という方には、味の傾向を伝えるとお店の人がぴったりの一本を選んでくれることも。
また、季節限定品や地酒のにごり酒など、レアな銘柄が手に入るのも専門店の強みです。
近くに日本酒に詳しい酒屋さんがあるなら、ぜひ一度足を運んでみてください。きっと掘り出し物に出会えますよ~!
②オンラインショップ
最近はネット通販でも、にごり酒の取り扱いがとても充実しています。
楽天市場やAmazon、日本酒専門のオンラインストア(SAKETIMEやKURANDなど)では、レビューを見ながら選べるのが便利です。
気になる銘柄を比較したり、ギフトセットや飲み比べセットもあるので、自宅用にもプレゼント用にもぴったり。
「近くに専門店がない」「仕事で買いに行けない」という方は、ネットでの購入が本当におすすめです!
冷蔵配送に対応しているショップも多いので、品質面でも安心ですよ~!
③季節限定の取り扱い
にごり酒は、実は“季節限定”で販売されることが多いお酒なんです。
とくに冬〜春先にかけて、新酒のにごりタイプが登場するので、この時期は要チェック!
「しぼりたて」「生酒」「冬季限定」などの表記があるにごり酒は、フレッシュで瑞々しい味わいが魅力です。
一方、夏や秋にはあまり出回らないので、見つけたときが“買い時”です。
季節限定のお酒は、その時だけの味わいを楽しめる贅沢な体験になるので、ぜひタイミングを逃さずにゲットしてみてくださいね!
④地方酒蔵の直販もおすすめ
旅行先や地域のイベントなどで酒蔵を訪れる機会があれば、ぜひ直販コーナーをのぞいてみましょう!
酒蔵の直販では、その場でしか買えない限定品や、できたてのにごり酒が販売されていることがあります。
「蔵出し」「生詰め」などは特にレアで、フレッシュさが段違い!
また、酒蔵見学がセットになっている場所もあり、製造工程を見てから飲むと、さらに愛着が湧きますよ~。
旅のお土産としても人気ですし、地元ならではのにごり酒は話のネタにもなります。
現地でしか味わえないにごり酒を探す旅、ちょっとワクワクしませんか?
にごり酒が苦手な人におすすめの代替酒
にごり酒が苦手な人におすすめの代替酒についてご紹介します。
にごり酒の濃厚さや甘みがちょっと苦手…という方もご安心ください。代わりに楽しめるおすすめのお酒を紹介します!
①おりがらみ系のクリアな日本酒
にごり酒の“見た目”や“とろみ”が重いと感じる人には、「おりがらみ」の日本酒がおすすめです。
これは、通常の透明な日本酒に、少量のおり(澱)を残したタイプで、にごり酒ほど濁ってはいません。
飲み口はすっきりしつつも、ほんのり米の旨味ややさしい甘さが感じられ、「にごり酒の雰囲気」だけ味わいたいという方にぴったりです。
微発泡タイプも多く、爽やかに飲めるのが魅力。まさに“いいとこ取り”の一本ですね。
にごり酒に興味はあるけど、いきなりはちょっと…という方は、おりがらみからスタートしてみてください!
②発泡性の少ないさらり系
微発泡が苦手な人、炭酸の刺激が気になる人には、「発泡性の少ないタイプ」や、「火入れ済みで安定した味わいの日本酒」がおすすめです。
にごり酒の多くはガス感があるので、苦手な方にはシュワっと感がネックになることもあるんですよね。
そんな方には、火入れ済みの普通酒や純米酒で、落ち着いた香りと口当たりのものを選ぶといいでしょう。
特に老舗酒蔵のクラシックな銘柄は、スッと飲めて後味がキレイなものが多いです。
冷やでもぬる燗でも楽しめるので、食中酒としても万能ですよ~!
③初心者にはうすにごり
にごり酒が濃すぎる…という人でも飲みやすいのが「うすにごり」です。
これは、にごり酒の中でも特に透明度が高く、おりの量が少なめなタイプ。
味も重たくなく、スーッと飲みやすいので、「にごり酒ってどんなもの?」を試してみたい初心者さんにとても人気なんです。
甘さ控えめのうすにごりなら、食事との相性も良く、毎日のお酒としても楽しめます。
銘柄によっては「さらさらにごり」や「ライトにごり」といった表現もされているので、ラベルもチェックしてみてくださいね!
④甘さ控えめの純米吟醸酒
甘口のにごり酒が苦手な人には、甘さ控えめの「純米吟醸酒」も選択肢のひとつです。
このタイプは精米歩合が高く、お米の香りと透明感のある味わいが特徴。
フルーティーで華やかな香りを持ちつつ、甘すぎずスッキリとした後味なので、万人受けしやすいんですよ。
にごり酒のような“厚みのある味”がちょっと苦手…という方は、こうした透明感ある酒質のものを選ぶと、きっと満足できます。
おしゃれなボトルデザインのものも多いので、贈り物やパーティーにもおすすめですよ~!
知っておきたい!にごり酒の魅力と楽しみ方
知っておきたい!にごり酒の魅力と楽しみ方をまとめてご紹介します。
にごり酒には、単なる「甘口の日本酒」という枠を超えた魅力がたくさん詰まっています。飲む楽しさをもっと知ってほしい!
①季節限定で楽しむ特別感
にごり酒は一年中出回っているわけではなく、冬〜春先にかけて出荷される「しぼりたて新酒」として登場することが多いです。
この時期だけにしか味わえないフレッシュな風味があるため、毎年にごり酒の季節を楽しみにしている日本酒ファンもたくさんいます。
まさに“今しか飲めない”という特別感があって、ちょっとしたイベント気分で楽しめるのが良いんですよね。
たとえば「今年もあの銘柄のにごり酒、出たかな?」とチェックするのも、酒好きにとっては年中行事のひとつです。
季節の移ろいと共に味わう日本酒。これぞ日本文化の醍醐味です!
②酒好きへのプレゼントにも最適
にごり酒は見た目も華やかで話題性もあるため、ギフトとしてもかなり喜ばれます。
特に、普段辛口の日本酒を飲んでいる人に「たまにはにごり酒もどう?」とプレゼントすると、新しい発見になることも。
パッケージがオシャレな銘柄も多く、女性向けにも喜ばれやすいのがポイント。
お歳暮や誕生日、ホームパーティーの手土産にもぴったりです。
飲みやすさと話題性の両方を兼ね備えた、まさに“気の利いたお酒”といえますよ!
③和食との相性が抜群
にごり酒は、特に和食との相性がとても良いです。
まろやかな甘みが、塩気のある味噌料理や、醤油ベースの煮物と絶妙にマッチします。
たとえば「肉じゃが」や「きんぴらごぼう」など、家庭的な料理ともベストパートナー。
甘辛い味付けとのハーモニーを感じながら食べると、お酒も料理もどちらも美味しく感じられるんですよね。
外食の時だけじゃなく、普段の夕食にも合わせやすいのがにごり酒の魅力です!
④見た目も美しい“白濁美”を味わう
にごり酒のもうひとつの魅力は、あの独特の“見た目の美しさ”です。
真っ白に濁ったお酒がグラスに注がれると、それだけでちょっとした非日常感を味わえますよね。
照明やグラスによって、白濁の中にゆらめく光がまた美しくて、「見る酒」としても楽しめます。
透明な酒器に注げば、まるで雪解け水のような幻想的な雰囲気も演出できますよ。
味や香りだけじゃなく、視覚的にも満足感をくれるお酒。それがにごり酒なんです!
まとめ|にごり酒とは?白く濁る理由や違い・楽しみ方まで完全ガイド
にごり酒の基本5ポイント
にごり酒の定義とは
白く濁るのはなぜ?
どぶろくとの違い
おりがらみとの違い
にごり酒は酒粕入りなの?
にごり酒は、もろみを粗くこして仕上げた白く濁った日本酒で、甘くまろやかな味わいが特徴です。
「酒粕入り」とは違い、お米や酵母の旨みがそのまま残るため、濃厚で飲みごたえがありながらも飲みやすく、初心者にもおすすめです。
どぶろくやおりがらみとの違いを理解することで、自分好みの一杯がきっと見つかります。
購入方法や飲み方も押さえて、にごり酒の魅力をたっぷり楽しんでくださいね。
👉 国税庁|清酒の分類について(参考リンク)