Steamビッグピクチャーモードが勝手に起動してしまって困っていませんか?
全画面表示で操作しにくかったり、ゲーム中に突然切り替わってプレイが中断されたりと、意外と厄介な問題ですよね。
この記事では、Steamビッグピクチャーモードを解除する具体的な方法や、自動で立ち上がらないようにする設定手順をわかりやすく解説します。
さらに、コントローラーのボタン設定や、解除しても戻らないときの対処法まで網羅しています。
この記事を読めば、煩わしいビッグピクチャーモードに悩まされることなく、いつでも快適にSteamを起動できるようになります。
ぜひ最後までチェックして、自分に合った設定を見つけてくださいね。
steamビッグピクチャーモードを解除する手順5ステップ
steamビッグピクチャーモードを解除する手順5ステップについて解説します。
それでは、具体的に手順を見ていきましょう。
Steamを通常モードで起動する
まず、Steamを通常モードで起動しましょう。
もし起動時にビッグピクチャーモードが全画面で立ち上がってしまう場合は、右上の「終了」ボタンをクリックして閉じてください。
これで通常モードのSteamクライアント画面が表示されるようになります。
通常モードでは、上部に「ストア」「ライブラリ」「コミュニティ」といったメニューが表示されているはずです。
この状態で次の設定変更に進むことができます。
設定メニューを開く
次に、Steamウィンドウの左上にある「Steam」メニューをクリックします。
その中から「設定」を選択しましょう。
設定画面が開いたら、左側にさまざまな項目が並んでいます。
その中にある「インターフェース」という項目を探します。
このインターフェース設定の中で、自動的にビッグピクチャーモードが起動しないようにする設定ができます。
インターフェース設定を選ぶ
「設定」メニューの中の「インターフェース」をクリックしてください。
この画面では、Steamの起動時の挙動を変更できる項目があります。
特に「Steamを起動した際にビッグピクチャーモードを開始する」というチェックボックスが表示されています。
このチェックボックスがオンになっている場合、Steam起動時に毎回ビッグピクチャーモードが自動的に起動してしまいます。
ここをオフにすることで、次回から通常モードで起動するようになります。
ビッグピクチャーモードの自動起動をオフにする
該当するチェックボックスのチェックを外してください。
これで、Steam起動時にビッグピクチャーモードが自動的に立ち上がらなくなります。
この設定を変更したら、「OK」ボタンをクリックして設定を保存しましょう。
もしこの段階でウィンドウが反応しない場合は、一度Steamを終了して再度起動してみてください。
設定内容は保存されており、次回から通常モードでの起動が反映されます。
設定を保存して再起動する
最後に、Steamを再起動します。
再起動後にビッグピクチャーモードが立ち上がらなければ、解除は成功です。
もし再びフルスクリーン画面が表示される場合は、設定の保存が反映されていない可能性があるため、もう一度確認してください。
また、コントローラーのボタン入力によって自動で起動してしまうこともあるので、必要に応じてコントローラー設定を見直すとより確実です。
この手順で、ビッグピクチャーモードを解除する基本的な設定変更は完了です。
steamビッグピクチャーモードが勝手に起動する原因3つ
steamビッグピクチャーモードが勝手に起動する原因3つについて解説します。
ビッグピクチャーモードが突然起動してしまうと、ゲームプレイ中に画面が切り替わったり、操作が中断されたりしてストレスを感じる人も多いでしょう。
ここでは、その原因をひとつずつ解説します。
コントローラーのガイドボタン設定
もっとも多い原因が、コントローラーの「ガイドボタン設定」です。
Steamでは、XboxコントローラーやPlayStationコントローラーの中央にある「ホームボタン(ガイドボタン)」を押すと、自動的にビッグピクチャーモードが起動するように設定されています。
この動作は初期設定で有効になっているため、知らないうちにビッグピクチャーモードが立ち上がることがあります。
この問題を解決するには、Steamクライアントの「設定」→「コントローラー」→「ガイドボタンをSteamに使用する」のチェックを外します。
これで、コントローラー操作中にボタンを押してもモードが起動しなくなります。
自動起動設定がオンのままになっている
Steamの設定で「ビッグピクチャーモードを自動起動」にチェックが入っている場合、クライアント起動時に自動的にフルスクリーンモードが有効になります。
この設定は、「設定」→「インターフェース」から変更可能です。
ここで「Steam起動時にビッグピクチャーモードを開始する」という項目のチェックを外すことで、起動時の自動立ち上げを防げます。
また、デスクトップショートカットの設定に「-tenfoot」という起動オプションが付与されている場合も、ビッグピクチャーモードが優先されることがあります。
ショートカットを右クリックし、「プロパティ」からコマンドラインを確認して削除しておきましょう。
前回終了時の状態が記憶されている
Steamは終了時の状態を記憶する仕様になっています。
そのため、前回ビッグピクチャーモードで終了した場合、次回起動時にも同じモードで自動的に立ち上がることがあります。
この場合は、一度通常モードで起動してから手動で終了することで、設定が上書きされます。
また、Steamのキャッシュや設定ファイルに古い情報が残っていると、意図しない挙動を引き起こすこともあります。
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Steam」内の設定ファイルを削除すると、リセットされて改善することがあります。
以上の3つが、ビッグピクチャーモードが勝手に起動する主な原因です。
コントローラーでsteamビッグピクチャーモードを解除する方法
コントローラーでsteamビッグピクチャーモードを解除する方法について解説します。
コントローラーを使っていると、意図せずビッグピクチャーモードが立ち上がってしまうことがあります。
特にXboxやDualSenseの「ホームボタン」を押した瞬間に画面が切り替わるケースが多いです。
ここでは、コントローラー操作だけでビッグピクチャーモードを解除・防止するための手順を紹介します。
ガイドボタンの設定を変更する
まず、最も重要なのが「ガイドボタン設定」です。
Steamを開き、左上の「Steam」→「設定」→「コントローラー」を選択します。
次に「一般的なコントローラー設定」をクリックして設定画面を開きます。
ここで「ガイドボタンをSteamに使用する」というチェックをオフにしてください。
この設定を無効にすると、コントローラー中央のホームボタンを押してもビッグピクチャーモードが起動しなくなります。
特にDualSenseコントローラーではPSボタン、Xboxコントローラーでは中央のロゴボタンが対象になります。
Steam入力を無効にする
続いて、Steam入力機能を無効化する方法です。
Steam入力とは、Steamがコントローラーの入力信号を独自に処理する機能で、ビッグピクチャーモードとの連動にも関係しています。
この設定を無効にするには、「ライブラリ」から任意のゲームを右クリックし、「プロパティ」を開きます。
次に「コントローラー」タブを選択し、「Steam入力を無効にする」を選びましょう。
これで、ゲーム中に誤ってボタンを押してもSteamがビッグピクチャーモードを起動しなくなります。
個別のゲーム設定を確認する
一部のゲームでは、独自にビッグピクチャーモード連携機能が組み込まれていることがあります。
たとえば、「Steam Deck対応」や「フルコントローラーサポート」と表記されたゲームでは、コントローラー操作時にモード切り替えが発生するケースがあります。
この場合は、ゲームのプロパティから「ビッグピクチャーモードで起動する」をオフにしましょう。
さらに、ゲームフォルダ内の「.acf」ファイル(アプリ設定ファイル)を確認して、自動起動設定を手動で削除する方法も有効です。
これにより、特定のタイトルを起動してもビッグピクチャーモードが呼び出されることがなくなります。
設定をリセットして再起動する
それでも解決しない場合は、コントローラー設定のリセットを試してください。
Steamの「設定」→「コントローラー」→「設定のリセット」をクリックします。
この操作で、すべてのカスタム設定が初期化されます。
再度Steamを再起動すると、誤作動が発生していたビッグピクチャーモードが自動的に解除されるケースが多いです。
リセット後は、必要に応じて再度ボタン設定を調整しましょう。
この方法で、コントローラー操作による予期せぬモード起動を防ぐことができます。
ウィンドウ表示や通常モードに戻す設定方法4ステップ
ウィンドウ表示や通常モードに戻す設定方法4ステップについて解説します。
Steamのビッグピクチャーモードは全画面での操作に最適化されていますが、場合によってはウィンドウ表示で操作したい人もいるでしょう。
また、テレビやサブモニターで使用していて「戻せなくなった」という人も多いです。
ここでは、ビッグピクチャーモードを解除して、通常のウィンドウ表示に戻す具体的な方法を紹介します。
ビッグピクチャーモード内で設定を開く
まず、ビッグピクチャーモードが起動している状態で、右上の歯車アイコンをクリックします。
これは設定メニューへのショートカットになっています。
メニューが開いたら、「設定」または「Steam設定」項目を選びましょう。
この画面では、ディスプレイモードや起動オプションを変更できます。
もしコントローラーを使用している場合は、右スティックまたはマウス操作でも同様に操作可能です。
インターフェース項目からウィンドウモードを選ぶ
設定メニュー内で「インターフェース」という項目を探します。
そこに「ウィンドウでビッグピクチャーモードを起動する」というオプションが表示されています。
このチェックボックスをオンにすることで、次回からウィンドウモードで起動できるようになります。
フルスクリーン表示を解除したいだけの場合は、ここで設定を変更して「OK」をクリックしてください。
設定が保存されると、次回起動時にビッグピクチャーモードがウィンドウとして表示されます。
解像度を調整する
ウィンドウモードで起動しても、解像度が高すぎると操作が不便になることがあります。
そのため、「ディスプレイ」または「画面設定」から解像度を変更するのがおすすめです。
ビッグピクチャーモードでは、解像度の上限が1920×1080に制限されていることが多いですが、必要に応じてカスタム設定を追加できます。
Steamのショートカットに「-windowed -w 1280 -h 720」などのオプションを追加することで、固定サイズのウィンドウ表示も可能です。
また、複数ディスプレイを使用している場合は、ウィンドウをメインディスプレイにドラッグして配置し直してください。
次回起動時の設定を保存する
すべての設定が完了したら、変更内容を保存しましょう。
設定画面の「OK」または「適用」をクリックすることで、次回起動時に同じ表示モードが維持されます。
保存を忘れると、再度フルスクリーンモードに戻ってしまうことがあるため注意してください。
一度設定を保存して再起動すれば、以後は通常モードまたはウィンドウモードで安定して起動するようになります。
この方法を使えば、モニター環境に合わせた快適な操作が可能になります。
steamビッグピクチャーモードを使わない設定にするコツ
steamビッグピクチャーモードを使わない設定にするコツについて解説します。
Steamを使っていると、知らないうちにビッグピクチャーモードが立ち上がってしまい、「通常モードだけで使いたい」と感じる人は多いです。
ここでは、ビッグピクチャーモードを完全に使わないようにするための設定方法と小さなコツを紹介します。
ショートカット設定を見直す
まず最初に確認したいのが、デスクトップやタスクバーのショートカット設定です。
Steamのショートカットには「-tenfoot」というコマンドラインオプションが付与されている場合があります。
このオプションは、Steamをビッグピクチャーモードで強制起動させるものです。
ショートカットを右クリックして「プロパティ」を開き、リンク先に「-tenfoot」が含まれていたら削除してください。
これで、通常モードで起動するようになります。
スタートアップから自動起動を外す
次に、スタートアップ設定を確認しましょう。
SteamはデフォルトでWindows起動時に自動的に立ち上がるようになっています。
このとき、前回の終了状態がビッグピクチャーモードだった場合、そのまま再現される仕様です。
これを防ぐには、Steamの「設定」→「インターフェース」から「Windows起動時にSteamを自動的に起動する」のチェックを外します。
もしくは、Windowsのタスクマネージャーを開き、「スタートアップ」タブからSteamの自動起動を無効にしておきましょう。
BigPictureモード専用の操作を制限する
ビッグピクチャーモード専用の操作を制限することでも、誤起動を防ぐことができます。
特に、コントローラーのガイドボタン(Xboxのロゴボタン、PSのホームボタン)を押すと自動的にモードが立ち上がる場合があります。
これを無効化するには、「設定」→「コントローラー」→「ガイドボタンをSteamに使用する」のチェックを外します。
さらに、必要に応じて「Steam入力」自体を無効化することで、入力からの誤作動を完全に防げます。
この設定を行うと、どのゲーム中でもビッグピクチャーモードが呼び出されることはなくなります。
PC起動時の挙動をカスタマイズする
最後に、PC起動時のSteamの動作そのものを調整しておくと安心です。
タスクスケジューラやWindows設定を使って、Steamの自動起動を手動でコントロールすることができます。
たとえば、WindowsのスタートアップフォルダからSteamのショートカットを削除しておけば、必要なときだけ自分で起動できるようになります。
さらに、Steamのプロパティで「-silent」オプションを付けておくと、バックグラウンドで起動してもビッグピクチャーモードが出てこないようにできます。
これらの工夫を組み合わせることで、ビッグピクチャーモードを使わずにSteamを快適に操作できるようになります。
steamビッグピクチャーモードを解除しても戻らないときの対処法
steamビッグピクチャーモードを解除しても戻らないときの対処法について解説します。
設定を変更してもSteamがビッグピクチャーモードのまま起動してしまうことがあります。
これは、キャッシュや設定ファイルが古い情報を保持している場合や、内部の構成データが破損している場合に起こります。
ここでは、確実に通常モードへ戻すための具体的な対処法を紹介します。
Steamのキャッシュをクリアする
最初に試すべきなのが、Steamのキャッシュクリアです。
キャッシュには、過去の設定やUIデータが保存されています。
このキャッシュが破損していると、変更した設定が正しく反映されないことがあります。
キャッシュを削除するには、Steamを完全に終了したあと、エクスプローラーで次のフォルダにアクセスします。
フォルダパス | 操作内容 |
---|---|
C:\Program Files (x86)\Steam\appcache | このフォルダを削除 |
削除後、Steamを再起動するとキャッシュが自動的に再生成されます。
この方法で、多くの表示やモード切り替えの不具合が解消されることがあります。
設定ファイルを削除して初期化する
キャッシュ削除でも改善しない場合は、設定ファイルをリセットしましょう。
設定ファイルには、インターフェースや起動モードに関するデータが保存されています。
Steamを終了した状態で、以下のパスにある「config」フォルダを開きます。
フォルダパス | 操作内容 |
---|---|
C:\Program Files (x86)\Steam\config | 「config.vdf」を削除またはリネーム |
このファイルを削除すると、Steamが次回起動時に自動的に新しい設定ファイルを生成します。
これで、古いビッグピクチャーモードの設定情報がリセットされ、通常モードで起動できるようになります。
再インストールで設定をリセットする
それでも直らない場合は、Steamの再インストールを検討してください。
再インストールを行うと、すべての設定ファイルが新しく生成され、根本的な不具合が解消されることが多いです。
ただし、再インストールを行う際は、インストール先のゲームデータを削除しないように注意しましょう。
再インストールの手順は次の通りです。
手順 | 内容 |
---|---|
① | Steamをアンインストールする(コントロールパネルから) |
② | 「C:\Program Files (x86)\Steam」内のフォルダを削除 |
③ | 公式サイトから最新のSteamクライアントをダウンロード |
④ | 再インストール後にログインして設定を確認 |
この方法を使うと、起動モード関連の不具合はほぼ確実に修正されます。
サポートに問い合わせる
上記の手順をすべて行っても直らない場合は、Steamサポートに問い合わせましょう。
公式サポートページ(Steamサポート)から、「クライアントのトラブル」→「起動モードの問題」を選択します。
問い合わせフォームに詳細を記載すると、サポートチームが設定ファイルや環境に応じた具体的なアドバイスを提供してくれます。
特に、最近のUIアップデートやBeta版クライアントを使用している場合は、サポートの案内に従うのが最も確実です。
これで、どんな状況でもビッグピクチャーモードから抜け出せるはずです。
まとめ|steamビッグピクチャーモードの解除を確実に行う方法
ビッグピクチャーモード解除手順5ステップ |
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Steamを通常モードで起動する |
設定メニューを開く |
インターフェース設定を選ぶ |
ビッグピクチャーモードの自動起動をオフにする |
設定を保存して再起動する |
Steamビッグピクチャーモードを解除するには、設定変更を正しく行うことが大切です。
基本的には、「インターフェース」設定の中で自動起動をオフにし、コントローラーのガイドボタン設定を無効にすれば十分です。
それでも解除されない場合は、キャッシュ削除や設定ファイルの初期化を行うと改善します。
また、ショートカットに「-tenfoot」オプションが残っていないかも確認しておきましょう。
これらの手順を実施すれば、Steamは通常モードで快適に利用できます。
もし上記をすべて行っても改善しない場合は、公式のSteamサポートページで相談するのがおすすめです。
サポートでは、設定ファイルの破損や非表示設定の修復方法なども案内してくれます。
自分の環境に合った正しい設定を行えば、もうビッグピクチャーモードに悩まされることはありません。